今日は、1日、とてもよい日だったなぁ。
きっと、明日も充実したよい日にしよう。
そう思っていても、実際には、少しだけ面倒があったり、予期しないことが起こったりするのだって、たまにあります。
いい日は、ずっとなんか続かないし、悪いことも、そのうちに消えてなくなってしまうのが、人の歩みです。
これといったことのない、いつもの穏やかな日が終わろうとする夜、ひとりで静かに過ごすことがあるでしょう。
そういう時には、ひょいと「鏡」を覗いてみたくなるものです。
鏡は、もちろん今の自分自身を映しますが、過去の自らを連れ持って、現在があるのですから、つまり、昔のことを振り返ったりもできるのです。だから鏡は、見る人の気持ち次第では、その人の過去の姿もはっきりと映してくれます。
そうした過去の、青春時代の自分があってこその、今の私だと思うのです。
ひとり過ごす夜の静寂や夜気が、その人を慰めてくれることだってあるでしょう。
たまに若い頃に、旅先の北海道で出会った人々や、いつもは会わない、または、もう会えなくなってしまったそんな仲間たちが話してくれたなかのひと言を、時々、思い出したりして、それが励みや支えになったりすることだってあります。
このサイトは、かつて北海道にあった野村川湯ユース・ホステルで出会った仲間たちの、現在の出会いの場です。夜毎、インラン広場に赤々と焚かれていた焔のようなものです。
遠慮していたり、ひょっとして今はなにかの理由があって、この輪の中に入りにくい人もいるのかも知れません、まるで、あの日のように。
だからそのために、ずっと火だけは絶やさずに、ここにこうして燃やし続けようと思って、サイトを開設しました。
扉は、いつも開いていますから。
野村川湯YHのお問い合わせは nomurakawayu@gmail.com まで。