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わたしのランチ×俺の昼飯  

指名連載 わたしのランチ×俺の昼飯

転勤族の味わい「のり弁当」 (野球チームからの支給)
タンツボ(後藤功史郎)

 

愚息が中学時代にお世話になった野球チームへの恩返しとして、今も週末は、ほとんどグランドにいる。もちろん、ボランティアだが、ランチだけはチームからコンビニ弁当を頂き、いつも、美味しく、楽しく、休日ランチを貪っている。

阪神タイガースの福永春吾くん(右)と。

今週のは、白身魚のフライと、小振りの鶏の唐揚げがひとつ乗った、「のり弁」だった。

支給される弁当であることから、好きも嫌いもなく、しかし食べる前には、かならず「いただきます」と高らかにいい放ってから、箸を割る。もちろん、飯粒ひとつ残さずにすべてを食べつくすのを、信条としている。

平日は薬の営業マンとして、これまで約40年間過ごして来て、ランチの大半は、やっぱり、ずーっとコンビニ弁当だった。薬のプロパー、また、健康を熱く語る立場としてはお恥ずかしい限りだし、栄養学的にはイマイチと分かっちゃいるけど、そういうことにまったく頓着しないのは、硫黄山に登っていたあの時代から、ちっとも変わってないんですよね〜〜。

これまでは転勤族であり、様々な場所に住み、なかでも沖縄赴任時代の食事がとても印象に残っている。いろんな食材を混ぜ合わせるチャンプル料理に代表され、バランスよく、量そのものも結構多い。で、ランチとしては、スパムおにぎりとか、タコライスもいい。けれどやっぱり、沖縄でもコンビニ弁当ばっかりだったみたい。

打って変わって、信州赴任時代には蕎麦と、珍味の蜂の子とともに、美味しい日本酒が毎晩のお供だった。……そうか、昼飯? もちろん二八蕎麦の名店、ソースカツ丼や桜丼の美味い店も多々あるが、やっぱりここでもコンビニ弁当ばっかりだったよなあ。

そうした沖縄、長野などの長寿県に共通するのは、多くの高齢者が、体が動く限り、自分にあった畑仕事などをし続けていることだろう。年齢に比し、重労働を継続していて、地産地消の食事内容や、美味しい酒を適度に摂ることも、ひょっとしたら結果的に長寿に関係しているのかも、と、やや不健康な弁当派の私は推察している。■

 

  • タンツボからの指名による次回の担当は、みゆきちゃんです。

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