4月15日のタイご飯
ナガ(長坂 肇)
タイの大イベントは、ソンクラン。水かけ祭り。
そこらじゅうで水をかけられてしまうので、荷物を全部ビニール袋で包み、この日は旅の2日目。
朝、カビンブリの町で目覚めた。
朝ごはんはサラッとしたものが食べたいので、近所の屋台を物色。早速おばちゃんがやってる食堂を発見。カオマンガイ屋さんだ。お客さんがひっきりなしにやって来る。きっと旨いにちがいない。カオマンガイは味付け蒸し鶏を、ごはんに乗せるシンプルなものだけど、おいしくてとても人気があるんだ。付け足しのスープも絶品。これで40バーツ(150円位)。ごちそうさまでした。
カビンブリから、1日2本しかない列車に揺られて、着いた町はアランヤプラテート。タイ・カンボジア国境の町。
昼食はカーゥパッドムー。タイ風焼飯豚肉入りにしよう。これにライムを絞ってかけると、爽やかな味がお口に広がるのだ。懐かしい瓶入りコカ・コーラ。これを見るとあの日の川湯を思い出すね。
汽車までまだ時間があるので、タイアイスティーをオーダー。普段なら甘くて飲めないのだけど、疲れた身体はこれを欲しており、ホッとするんだ。ナタデココを目指しているのだろうけど、柔らかいBB弾のようなもんが入ってて、これも美味しい。焼飯、コーラ、BB弾ドリンク、合わせて200バーツ。
さて、のんびりゆったりした昼食後、アランヤプラテートを後にして、列車で4時間。チャチュンサオまで戻ってきたのは、夕暮れ時。ここまで来ればバンコクまですぐだけど、今宵はこの町で一杯飲りましょう。
チャチュンサオには馴染みの店あり。店名「サーモン」はその名の通り、サーモンが売り。サーモンの刺身は、タイ人にとても人気がある。本日お勧め、お刺身カルパッチョも旨い美味い。お客の少ない、こぢんまりとした小さなレストランだけど、板さんは忙しそう。今はデリバリーが多いのだね。Grabやフードパンダが多く出入りしている。
店の常連おじさんやマネージャが、各自ウイスキーを飲みつつ談笑。僕もほろ酔い、やがて泥酔? そして夜は、更けていくのでした。おしまい。■
・ナガからの指名による次回の担当は、ヒデキ(武山秀樹)です。
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