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わたしのランチ×俺の昼飯 

指名連載 わたしのランチ×俺の昼飯

数年に1度の保存食ランチ
フッコ(横関福好)

 

皆さんのご家庭や職場でも、最近では、災害時に備えて、保存食とか非常食のようなものをストックしていますよね、きっと。

我が家でもそうなんです。缶詰類を中心に、長期保存できるいろんな食糧を保存しています。でも、ずっとそのままにしておいては、いつかは食べられなくなってしまいますから、時々、入れ替えが必要です。ローリング・ストックとかいわれていて、消費期限が(とっくに)切れた、また、切れそうなものを、明日の昼にでも食べてもらって、新しいのと交換しとかないと、ねえ。

……と、たまたまそんな話を、ウチの奥さんとしていた日の夜、このHPの制作担当者から、電話が掛かってきました。内容はといえば、明日のランチの写真を撮ってもらい、そのメニューや味、感想など紹介してほしい、という依頼でした。

えっ! どうしよう。明日のランチは、長期保存食を処理する予定だったのに。念のためにいうと、いつもなら我が家のランチは、パスタ各種、たとえばカルボナーラ、ポモドリ、ネロ・ペスカトーレ、ジェノベーゼ、ペンネのアラビアータとか、それにベーグルサンドも美味しいし、麺類ならば、おろし蕎麦や、肉うどん、もやし塩焼きそば、サラダそうめん、などでしょうか。ほんのたまには、キムチ・チャーハンとか、オムライスなどご飯系も昼に食べています。でも、明日に限っては、保存食なんですよ。

そんなわけで、棚から缶詰の入った箱を取り出してチェックしてみると、すでに大幅に賞味期限を過ぎているものもありました。とはいっても、缶詰ならまだ食べられるはずです。そこでランチとして選んだのは、ホテルのレストランなど業務用としても使われ評価の高い高級「欧風ビーフカレー 中辛」(賞味期限2006年6月)と、もうひとつ、デザートも兼ねて「ゆであずき かるあま」(同2015年10月)を、小倉あんトーストにして、ランチに食してみることにしました。

カレーは、さすがに高級品だけに美味しいはずなのですが、この季節、私は花粉症のために味覚がやや衰えていて、微妙な味わいまでは感じられません。カレー味でした。

また、小倉トーストに使用した茹で小豆には、北海道産が使われ、さらに、缶詰品評会において、農水省の総合食料局長賞を受賞した缶詰でした。ですから、こちらもマズいわけがないのです。で、ガブっとひと口囓ってみると、甘さ控えめな感じでしたが、残念ながらこちらも、今ひとつ深い味わいまでは感じられませんでした。

もし、花粉の飛散がなければ、きっと美味しくいただけただろうと、私は信じています。

なお、これらを食べても、今のところなんの健康被害もなく、翌日の朝には、カレーはカタチとニオイを換えてちゃんと出てきて、遠くに流れて行ってしまったことをつけ加えさせていただきます。ごちそうさまでした。(談)

 

・フッコからの指名による次回の担当は、ダックス(加藤仁久)です。

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