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わたしのランチ×俺の昼飯

指名連載 わたしのランチ×俺の昼飯

哲人ソクラテスは、「生きるために食べ、食べるために生きてはならぬ」といい、中井貴一は「サラメシ」で、「ランチを覗けば、人生が見えてくる」といっています。

ここでは、人柄がほの見えるかのような最近、食べたランチを紹介してもらいつつ、ついでに、しばらく会わないあの人や、仲間たちに、近況なども知らせてもらおうと思います。

……とっておきの昼ご飯を、お裾分けしてもらいましょう。

 

ついに発見、最高! の海鮮丼
囚人服(加藤周弥)

 

カミさんの実家がある岩手県八幡平市に、車で帰省するようになって20年が経つ。

当初は、子供から孫まで一家総出で出掛けていたのに、全員の日程を合わせることが段々と難しくなり、5、6年前からは、カミさんと2人だけでの帰省となりました。

一家総出で行っていた時は、5日間ほどしか日程を合わせられず、そのうちの往復2日間は、片道約800キロをただひたすら走る過酷なものでした。でも、カミさんと2人なら日程を7~8日と余裕で取れるようになり、仙台付近で1泊すれば片道約800キロを2日間で走ればよいのです。それに道中の名所や、旨いものを探索するゆとりもできて、以後、毎回、道中を愉しみつつ開拓しているわけですが、一度行ってみて、また行きたいと思うようなところには、なかなか当たらないのです。

 

……と、前置きが長くなりましたが、昨年、ついに発見して今年もまた来てしまった碁石海岸のえびす浜を見下ろす岬に建つ「お食事処 岬」。海鮮丼、海鮮定食、海鮮ラーメンなど海鮮づくしのお店です。とくにテラス席で、眼下の海辺を臨みながら味わう食事は、もう最高! 注文したのは、昨年と同じ、海鮮丼と岬ラーメン(麺1.5人前)。どちらも三陸沿岸の天然生ウニの旬である6月中旬〜8月初旬までは、ウニもトッピング。

「お食事処 岬」大船渡市末崎町大浜221

碁石海岸の由来は、もちろん天然の碁石形状の石がゴロゴロ落ちているから。

 

〇海鮮丼

新鮮な三陸の海の幸が盛り沢山で、味も歯ごたえも大満足の絶品です。そしてなんと言ってもお値段がリーズナブル! 今回、青森にある全国系列のTVでも紹介された某マグロ丼で有名な店にも行ったのですが、そのマグロ丼の半額以下の値段です。

 

〇岬ラーメン

麺が1.5人前で、大きなどんぶりで提供されます。麺は細く、少し縮れ麺。歯ごたえがありながら滑らかな触感。スープは魚介の奥行のある旨みが感じられる、あっさり風味。

トッピングは、ホタテ、海老、イカ、ワカメ、昆布細切り、ネギ、胡麻。たぶんウニの代わりのカニ。ホタテ、海老も新鮮さが感じられ旨い。昆布細切りがコリコリした食感で美味しかった。

 

なお余談ですが、東日本大震災の時は海岸から10メートル以上の高台に店舗は建っているのに、津波は店内2メートルにも達したそうです。当然、建物は壊滅状態なのですが、同年の8月には営業を再開したというから、凄い!■

 

・囚人服からの指名による次回の担当は、のーまくん(田中 仁)です。

 

 

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