しばらくの間、会食や宴会が抑制され、個人的に控えたりしていましたが、このほど、川湯の仲間たちが集う会(長岡屋会)が、久しぶりに開かれ、わたしにも誘いがあり参加しましたので、その様子をレポートしますね。
読者の大方は、そんなもん、いつも面白可笑しくやってる飲み会だろう、と思われるかも知れませんが、この会は開催のためにそれなりの理由や目的がなければ、集合はかかりません。今回の開催主旨は、ナガサカの送別会でした。
集合場所は、中野区新井の早稲田通り沿いにある、トモノの叔母さんが副社長を務める老舗の蕎麦屋・長岡屋です。お陰で持ち込みもフリーだし、かなり融通が効きます。
この日は、トモノの実家で採れたという筍や、新潟から届いたばかりのコゴミ、コシアブラ、ウドなど、持ち込んだ山菜を、その場で天ぷらや煮物にしてもらいました。新鮮ということもあって、また調理法がよいのか、ともかく春の香りがぽわぽわっと感じられて、幸せでした。美味しかったです。
さて、長らく赴任先が決まらず、国内をウロついていたナガサカでしたが、やっとタイのバンコク支店付と、正式に辞令が出ました。といっても、バンコクはあくまで仮の宿で、ミャンマーでのビジネス環境が好転すれば、ヤンゴン支店を拓くためにナガサカがすぐさま着任する運びだといいます。意外にも、ナガは会社から期待されてるんですねえ。
……ということで、いつもながらの世界情勢、ODA、為替レートなど専門的な難しい話題は、あっさりと通り過ぎ、今回、なかでもとくに盛り上がったのは、ふたつの話題でした。ひとつは、ランサーとナガによる「2個玉、3個玉」の泌尿器科的なテーマと、もうひとつが、ナガがこの度、赴任するバンコクの夜の「スッポンポン・バー」の話でした。
わたしは、こういう話にはとても首は突っ込めませんし、赤面したり、あわててトイレに立ったりして、ほとんどよく聞いていませんでしたが、4人の殿方は、ゲラゲラッと大盛り上がりの、淫らな笑い方でした。……もう、イヤらしいといったらないんですよ。
そうして散々、騒いでから、その後は、キンタの要望もあってカラオケ店に流れ、ナガサカ以外の人たちだけが大いに唄って、しめやかにナガを壮行しました。
こんな手荒い会なのですが、ナガサカは、「心から楽しめた、ありがとう。いい仲間たちだね」と、満更でもなく、嬉しそうでした。本人がそういってるんなら、よかったのかな、と思いながら、散会となりました。(か)
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