野村川湯YH 人に七癖 我が身に八癖 | 野村川湯YH 野村川湯ユースホステル

人に七癖 我が身に八癖

人に七癖 我が身に八癖

悪い癖と、
習慣の狭間にて
ケンちゃん(峯島正樹)

 

癖について書けといわれても、正直気が進まない。なにしろ、褒められるような癖はほとんどなく、悪しき癖ばかりである。

その第1は、コロナ禍におけるマスクの扱い。マスクの外側を触るのは禁物といわれるが、私はすぐにずり落ちたマスクをつまんで直してしまう。ほんの少しずれただけでも、なんだか気になって、気づけばマスクをつまんでいる。そのつまんだ指で、いろいろなものに触っている。やってはいけないことはわかってはいるけれど、やってしまう。これが第1の悪しき癖。

第2の悪しき癖は、夕方帰宅して、すぐにビールのプルタブを開けること。特に飲みたいわけではないが、とにかく帰宅したら、まずはビールを開けないわけにはいかない。この習慣は、もう30年以上続いている。この癖さえなければ、きっとビール代がさぞかし浮いていることだろう。

などと、第3、第4と進んでいくと、気持ちも落ち込むばかり。そこで癖というよりは、あえて行っていることについて少しばかり書いてみる。

私は車のアクセルは右足で、ブレーキは左足で踏むようにしている。これを始めたのは20年ほど前からだが、いまではすっかり定着している。車の取扱説明書には、危険なのでやらないようにと書いてあるものもあるけれど、なぜ危険なのかわからないので、いまでも続けている。渋滞の時や市街地で飛び出しが心配な場合、常に左足はブレーキの上にあるので、右足ブレーキよりも早く反応できるような気がする。また、ブレーキとアクセルの踏み間違えということもないように思っている。ちなみに、マニュアル車に乗る時はもちろん左足はクラッチ専門、右足でアクセルとブレーキを操作している。

もしも、左足ブレーキの危険性をきちんと説明してくれる方がいれば、教えてもらいたい。納得できれば右足ブレーキに戻したいと思っている。

あえて行っているのか癖なのかわからないものに、自撮りがある。ちょっとした観光スポットに行ったときに、ついつい自撮りをしたくなる。もちろん、それは誰にもあることだと思うが、私の場合はもう20年以上前からの習慣で、当然、当時は自撮り棒などない。デジカメを手を伸ばして持ち、自分へ向けてシャッターを押す。始めたころは満足な写真にはならなかったが、今では狙った通りの写真を撮れるようになったと思う。これは、癖というよりスキルの自慢かもしれない。つまりは、ろくな癖がないということの裏返しである。

最後は癖というか習慣というか、ポリシーについてひとつ。それは、ピーマンは必ずワタも一緒に調理すること。たとえばスパゲティナポリタン。ピーマンを入れる人も多いと思う。私はもちろん、ピーマンを入れる。その際、ピーマンのワタ(種も)を全部入れる。ワタを全部捨てる人が多いのは承知しているが、なんだか食品ロスを減らしたような達成感を感じる。そして、食感がよくなったような気もする。

川湯の仲間にこの話をしたら、ありえないといわれたが、無味無臭のくせに栄養価が高い(と思われる)ピーマンのワタは、是非お勧めしたいという話で、癖の話をしめくくるのは、いかがなものであろうか?■

コメント

  1. フッコ より:

    keke元気そうで何よりです。
    当時は色々とご迷惑をお掛けいたしました
    若気のいたりと流せない様な出来事まで…。
    ただただ日々未熟さを反省をし、人々の健康と世界平和を願ってドライフルーツを売り歩いています。
    何処かの街で見かけましたらお声を掛けてください。では又。       フッコでした。

  2. 井形 恵子 より:

    友野さんの野村川湯愛はすごい!
    はじめましてでしょうか?私は77年夏と冬、短い期間ですが野村川湯YHを訪れた者です。旧姓 毛塚恵子、kekeと呼ばれていました。近年のSNSの力はすごいものがありますね。こんなオバサンの乾いた指先でスマホを触っていたら、こちらの記事を見つけてしまいました。本当に驚きです。まさか45年前の方々が今でも繋がっていたなんて。中には私の記憶のある方々の名前もチラホラ。と同時にあの頃の事が鮮明に蘇って来ました。何と表現して良いのか‥あの場所は居心地の良い不思議な空間でした。しかし、若さゆえの私のイタイ言動にも赤面の思いがあります。
    今でも旅への憧れはつきません。時間の都合がつかず、日帰りか良くても一泊の弾丸旅行がほとんどです。もう少し自由になれたら、色々行ってみたいです。それまでには長年甘やかしたおデブな体にカツを入れて筋トレでも始めようと思っています。
    とにかくYHの皆様がお元気そうで良かったです。

野村川湯小学校