野村川湯YH 人に七癖 我が身に八癖 | 野村川湯YH 野村川湯ユースホステル

人に七癖 我が身に八癖

人に七癖 我が身に八癖

「なくて七癖、あって四十八癖」なんていわれるほどに、我が身を静かに顧みれば、誰にだって、ひとつやふたつの癖や習慣は、あるはずです。

パンツを脱ぐのはいつも左足側から、ご飯を食べる前に箸をペロッとひと舐めする、みたいな生活習慣ばかりでなく、ちょっとした口癖や、貧乏揺すりとか、いつもの無意識のしぐさ、なかには、身に染みついてしまった悪質な、アブナい習慣もあったりして。

その一方、癖ある馬に能あり、ともいわれ、ひと癖ある人には、また取柄や、秀でた能力も備わっているらしいのです。

……では、あなたの面白い習慣や、悪い癖、また、身近な人や仲間たちの変わった癖などを、遠慮なく、包み隠さずに紹介してもらいましょう。

 

私は、曲(くせ)のある
人間だった

エンダン(川瀬保裕)

 

自分の“癖”について考えてみた。しかし、自分では癖が何ら思いつかない。

そこで、ここ1カ月程度、自分の周りの人々に聞いてみた。

 

家族・仕事の同僚・大学のOB会・出張先の関係者に。ただし、冗談ぽく……。結論としては、癖は特になし。

しかし、多くの人々から 「“癖”はないが“クセ”のある人間ではある」 との返答が。面と向かっての返事なので、特に悪口を言われているとは思えない。曲(くせ)者とは、広辞苑によると、……ひとくせある人物、変り者、変人。えたいの知れないもの、用心すべきもの。怪物。また、異常な能力をそなえた人間、妙手、やり手、ともある。どうやらそれらが客観的な判断による、私の正体らしい。

 

多分これは、私個人に対するというより、関西人、とりわけ大阪人に対しての感想なのでは? と、できれば解釈したい。ひと(他人)に対して特に遠慮せず、「今日、何食べた?」「その服、なんぼ(いくら)?」というように、ズケズケと質問をする。

そのくせ、特段の興味があるわけでもなく、あいさつ代わり程度のことで、それ以上、深くは聞かない。おそらく、“間(ま)”が怖いのである。 ほんの1~2秒の沈黙が……。

同じ空間にいる誰かが喋っていないと、小さな恐怖心が、段々と大きくなるのでは? それらに伴なう言動が、大阪人の“クセ”と呼ばれる一因ではないのか。

また、大阪出身とわかると、廻りの人々が“クセのある大阪人”を期待しているのでは? と考えて、あえて“大阪人”を演じて、ありもしない“クセ”を出してイメージ作りをする。

こうして周囲に気を使い、場をシラケさせないように頑張っている“大阪人”もいるのです。しかし、大多数の大阪の人々は、いわゆる“大阪人”ではなく、一般的な日本人であることもつけ加えておきたい。

 

癖とは、少し話がずれてしまったが、“大阪人の生態”についての詳細は、また後日にでも……。■

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