川湯から来た5人
ヤンゴン/Yangon(ミャンマー)
ナガサカ(長坂 肇)
■だいじょーぶさっ!
ヤンゴンへ赴任し1年が過ぎた頃、川湯から5人の友達がやって来た。
おぐすは成田空港を出るとき、パスポートを落とすという失態。
よくそんな大事なものをなくすなー。もうだめだと思った時、届けてくれた親切な人に助けられた。
ふたりとは、バゴーへ日帰り小旅行。
チトセは有名な涅槃像の寺院で、現金を寄附する。寄附をした人は名前を貼り出されるので、そんな下心? やたら寄附をするチトセは、ミャンマーの発展に寄与してくれた。
列車や駅の露天で売っている食べ物。これ、旅行者は食べない方が良いよ。
だいじょーぶさっ! とおぐす、勢いに押されたチトセ。
これは危険が危ない、ほら腹痛が痛くなったでしょ。
最終日の夜だったか。
寺院の見える屋上で葡萄酒を飲んでいると、ホーセーがやって来た。
ねえ、どうしてそう思ったんだっけ? 3人で同時に気づいたよね、ホーセーがここに来てるって。
3人目は友の。アタシも一緒にミッチーナへ旅。日本人が行けるミャンマー北限の地。
バスだと往復100時間かかるので、ここは先月胴体着陸したヒコーキで行きました。
テツヤ夫人みたいな名のミッチーナは、ノンビリした田舎町。
あまり知られていないけど、ミャンマーは美男美女の国。
友のが撮った、あのミシンを踏んでるとても可愛い女の子の写真はどうなった?
ひとりで見て楽しんでないでアタシにも見せなさい。
4人目がテツヤ。慣れてるテツヤはひとりでちょうちょ採り。ラショーへ。
この町の郊外は近年内戦が始まり、今では行けなくなってしまった。ギリギリセーフ。
テツヤとはヤンゴンで会う。
ヤンゴンには最大の寺院シュエダゴンパゴダがある。
テツヤもここで、寄附をしたいと言う。チトセは現金寄附だったが、テツヤは大便寄附。
裸足でトイレへ。ウンチをふんじゃった! と、ならないように気をつけて下さい。
ここミャンマーには、とても豊かな時間がある。
たぶん、かわゆから来た5人も見たよね。
人の思いやりや親切が普通にある、豊かなところなんだ。
今は早くヤンゴンへ入り、自由に旅してるホーセーと、一杯飲りたいと思っている。
チトセ、おぐす、友の、テツヤ、ホーセー。
かわゆから来た5人。来てくれてありがとう。■
コメント
長坂君ありがとう
ヤンゴン、バゴーでは慰霊の旅もしましたね✨
ミャンマーに行ったのは長坂君が居てからこそ‼️です‼️
楽しい旅でした‼️忘れません
ワガママを笑顔で答えてくれて感謝です‼️