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私が”アレ”を教えます

私が”アレ”を教えます

川湯にいたあの頃は、先も考えず、毎日ノーテンキでした。そのうちに社会へ押し出され、薄い知識や資格を活かしながら、次第に手業も身につきはじめ、習熟や経験が積み上がりました。

それとは別に、個人的な興味・関心が昂じて奥義を究めようとする人や、変質的なスキ者や趣味に埋没する遊民もいたりして。

そんな皆さんに、なかなか聞けない「アレ」「ソレ」について、奥深く、専門的に語ってもらいます。

 

車のドアが開かない場合には
ギフ(西部銀雄)

 

私は、40数年ほど、車に関わる仕事を続けてきました。作る、のではなく、整備・修理、点検、販売などのプロとして、です。

そんな立場から、昨今のD社の認証不正とか、B社の保険の不正請求問題など、個人的見解やら感想や、裏情報とかもありますが、ここではちょっと具合が悪いので話すわけにはいきません。ばっさりとカットしときますね。

ところで、この頃の車は、しっかりした耐久性があり、丈夫ですからそう簡単には故障もしません。私がこの仕事をはじめた当時は、マニュアル車の全盛で、しかも、様々な部分が故障したりして、遠方まで呼び出されることもよくありましたが。

最近、1番多いのが、やっぱりバッテリー上がりですね。連絡を受けて現場に行ってみると、もうほとんどの場合が、これといっても過言ではありません。

例えば、人里離れた山中で、バッテリーが上がった場合、どうするか。即座に、保険会社にレッカー移動を依頼して下さい。日本国内なら、1、2時間もすればレッカー車がたどり着くでしょう。

もし、そこに坂道があったら、最近のオートマ車でも押し掛けができます。ただし40Kmから60Kmほどの速度まで、上げなければなりませんけれどね。その際、ブレーキは平時のように軽く踏めば効くかと思ってると、焦りますよ。ぐっと深く踏み込まなければ、ブレーキが効きません。かなり違和感があるので、注意が必要です。でもともかく、オートマ車でも、条件が整えば押し掛けは可能です。

それとプロの私でも、プライベートで遠出するときは、ジャンプ・スターター(またエンジン・スターターなど)と呼ばれてるものを、万一のバッテリー上がりに備えて、こっそりとハッチバックに積むことにしてます。

2番目に多いのが、ドアが開かない、という依頼や問合わせでしょうか。原因のほとんどは、電子(スマート)キーの電池切れです。電池の寿命は、おおよそ1~2年。でも皆さん、とくに女性はパニックになるし、突然ですから困りますよね。

メーカーや車種によっても異なりますが、多くの場合、電子キーの内部には、アナログのメカニカル(エマージェンシー)・キーが仕込まれていて、電子キーの内部から取り出し、それを使ってドアが開けられます。

次に、ブレーキを踏み込み、スターターボタンに電池切れのスマート・キーを押し当てて、インジケーターの点滅を確認し、エンジンボタンを操作すれば、ほとんどの場合は始動します。そしたらそのまま、まず電池を買いに走りましょうか。

その他、車にまつわるとんでも話も、いろいろとありますが、それはまたの機会に、ということで。……では、失礼します。(談)

 

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