野村川湯YH Share1975 | 野村川湯YH 野村川湯ユースホステル

Share1975

Share1975

ゆ~うつ

昭和50(1975)年5月4日(日)

東京の北のはしから来ましたエイ子です。女ふたりで旅してます。

雨にぬれて寒くて、ストーブにかじりついてます。

夕べ、阿寒湖に泊まりました。やっぱり雨、とてもにくたらしい。

摩周湖も霧で見えません、あんなにたのしみにしていたのに。

今日は4日目、あと7日ある、でも明日も雨らしい。

ゆ~うつ。

でも、旅っていいですね。

いろんな人と話して、楽しくわらったり、いい人いっぱいです。

 

エイ子

この挿絵は、ひょっとしたらスズランかなあ。 北海道の初夏を象徴するこの花が咲くまでには、もう少しかかるかも。

 

いい人です!

昭和50(1975)年5月7日(水)

私は5月3日からひとりで北海道を回っている兵庫県のタカフミです。

今日は晴れると聞いて、網走から摩周湖を見るために回って来たんだ。

そして、見えたんだぞ、摩周湖が。はっきりと、遠くの山までも。それでね、売店の横から2時間ほどかかって下へおりたんだ。けどその道のりはたいへんだったのダ。

ただなんとなく出てきた北海道だけど、いろんな人と会えて、いろいろな経験をしました。

「旅、それは私の人生と思う」

それから、ここのおじさんは、いい人ですヨ、皆さん!!

 

兵庫県加古郡稲美町蛸草

岩本隆史

短時間のうちに、たちまちこうして「いい人」と思われてしまう父さんには、やっぱり人間的な魅力があるんでしょうね。

 

なごり雪

昭和50(1975)年5月21日(水)

静岡から北海道・川湯へ来て6日目。

昨日は知床などを回り、今日は摩周湖へと行こうかと思いましたが、外はひどい雪、この辺でもめずらしい雪だそうです。

何のあてもなく、ただなんとなくすごして来た毎日に比べ、いろいろな所を回り、見て、聞いている北海道の生活は、10日間しかありませんが、これからの人生に何かしら深い意義をもってくれることでしょう。

野村ユースの皆さん、お世話になりました。また北海道に来られたら寄らせていただきます。

 

静岡県

鈴木貞子

貞子、という名前がいい感じ。 厚子、栄子、睦子などと同様、直截な親心が伝わります。

 

へんなあたし

昭和50(1975)年5月21日(水)

17日に東京を出て、とにかくひどい天候。それでもなんとかここまで辿りついたという感じです。まるで冬みたいな寒さは、少々甘ちゃんになりかかってるあたしには、いい刺激です。こういう自然の中で、しばらく世の中のことを忘れて自分一人をぽつんと考えてみるのもいいでしょう。

きよし君には1日だって早く会いたいのに、それでも北海道滞在をのばすなんてへんなあたしです。

野村YHの皆さんの暖かみに感謝!!  ほんとうに、ありがとう。

おはぎ、おいしかった、とっても……。

 

Hiro

外は寒く、おはぎは甘く、きよし君への恋心は?

コメント

野村川湯小学校