野村川湯YH Share1975 | 野村川湯YH 野村川湯ユースホステル

Share1975

Share1975

甘ったれ

昭和50(1975)年5月26日(月)

 

九州は福岡県、福岡は久留米市から、はるばる遠い北海道へやって参りました。

ホントは沖縄に行こうと計画してたんだけど、あちらはすでに梅雨入りなの。それで半分あきらめかけていた北海道行きを考えたんです。

両親と兄を説得するのに、たいへん苦労しました。でも、わかってくれました。じっとしていられない青春の躍動を。

私は、7人兄妹のいちばん下。兄が6人いるのです。

苦労の中で育った兄たちに比べ、私は何の心配ごともなく、ほんとに幸福だと思います。両親に感謝しています。

でもやっぱり家の中では、甘ったれのわがままでいるようです。

早く脱皮しなくちゃ。

 

久留米 しあわせ”あさり会”のメンバー

9人中、たったひとり彼のいるエミコでした。

川湯を訪れていた当時のエミコは、ほわほわとして、幸せそうですねえ。

 

新婚旅行

昭和50(1975)年5月31日(土)

みんな書いているので、書くことなし。

おれたち新婚旅行です。

別府より

赤ペンで、「ユースで新婚旅行は受けつけないのだ。いつ見ても、あてられっぱなし。いうことないわ」と追記されていて、これは、当時のヘルパーの筆跡です。

 

野口五郎の家

昭和50(1975)年6月4日(水)

北海道へ来て、2日目。

岐阜県・美ノ市より車で高山~富山と回っています。美ノ市……?

野口五郎の家のちかくで~す。

北海道……とっても広く、人間的にあたたかみの持てるところ!!

明日、登別で1泊、また岐阜の方へ帰ります。また来たい気持ちでいっぱいです。

 

男3人衆のうち代表

正人

美濃市民は、美濃の濃を「ノ」と略すのですね。 産まれも育ちも、美濃市みたい。

 

ただ、なんとなく

昭和50(1975)年6月6日(金)

なんとなくひとりでやって来た。

ひとり旅というのは、気楽なことは気楽である。でも、さみしさ、心細さというものを時として、強く感じることがある。

一日中、誰とも話さずにただ黙々と歩く。何をするために、何の目的で旅行をしているのかわからなくなる。雄大な自然につつまれても心の中は常に都会の喧噪。

別に理由があって旅行しているのではない。ただなんとなくだ。でもこの「なんとなく」の中には深い深い理由がふくまれている。だから、ただなんとなく旅行しているのだ。

秘境なんとか、大自然の中のなんとかなど、多々、観光地はあるが、舗装道路があり、お土産屋が軒を並べているという大自然を我々はどう認識したら良いのか。

「秘境」へ舗装道路が通じている。それは秘境でもなんでもない。たんなる観光業者のための秘境にしかすぎないのだ。 乱筆御免

 

栃木 菊地

共感したホステラーが「まったく同感 門馬千秋 50.9.3」と書いています。 結構、ちゃんと読まれているんですね。

 

くっちゃろ湖

昭和50(1975)年6月6日(金)

函館から、ひとり旅をして来きました。

旅に出て以来、雨に降られ、どうもついてない。

くっちゃろ湖は美幌から見えたものの、摩周湖は本当に見れるのでありましょうか。

でもネ、霧の摩周湖もいいんじゃないかと思うれけど、しかし、やっぱり晴れてほしかったナァ。

今度来る時は、絶対晴れてくれ。ではまた、バイバイ。

 

函館市 佐藤 隆

6月の平日にひとり旅をしている佐藤隆は、フリーランスな人なんでしょうか。

 

 

コメント

野村川湯小学校