野村川湯YH 川湯的「人生相談」     心のラビリンス | 野村川湯YH 野村川湯ユースホステル

川湯的「人生相談」     心のラビリンス

連載 人生相談

手がつけられません
相談者●Kさん 男 60歳代 ほか数名

 

このホームページの記事のために、写真やら原稿などを揃えて準備してほしいと、担当から連絡を受けます。

テーマを聞いて、「はい、分かりました」といってその依頼を承諾すると、すぐ次には、おおよその締切り日など予定が設定されてしまいます。当然ですよね。どんな作業にも、大体のスケジュールや見当は、必要ですから。

しかし、その約束の日までに、なかなか用意できないのです。進められません。

いろいろと多忙である、今ひとつヤル気が起きない、仕事が立て込んでた、意志が弱い、なんとなくグズっとしてしまう、楽しくない、燃えない、もっと完成度を求めたい、やればできるがしばらく放っておこう、など、理由は万別あります。

やらなくちゃ、とは思っていて、忘れてもいませんし、引き受けた以上、責任も感じていますが、ちっとも手がつけられないのです。……あー、どうしたらよいでしょうか?

 

共同作業の一部です
臨時の回答者●本HPの編集担当者

 

もちろんこのHPは、すべてがボランティアによって制作され、維持・管理されているのですから、ここでの労働は義務でなく、強要もされないし、関わるそれぞれの人の心持ち次第で、自主的に記事の制作が行われていると思います。

これまで、延べ60名ほどの人たちの好意と熱意によって記事が生まれ、そのほとんどの場合は、予定の日までに写真や原稿が揃います。なかには、2カ月も前にできてしまう人もいたりして、驚きます。

テキパキとやっちゃうタイプの人たちがいうのは、やらないと宿題を抱えたままのようなのが嫌なので、とか、どうせやるなら早く終えてさっぱりしたい、みたいな感じです。

他方、大幅に遅れる人たちは、遅れてもなんの問題もないよな、と、高をくくっているのでしょうか? つまり、侮ってる、ようにも思えます。ボランティアなんだし、誰にも迷惑はかけてもないし……とかね。話を聞いてみると、そんな印象でしょうか。きっちりとやっちゃう人たちも、ボランティアなんですがねえ。

誰かがこの記事を見たり、読んだりしてるんだし、すると、その人はなにかを思い、感じたりするはずだろう、というわずかな想像力を働かすと、ここでのボランティア活動に意義が生じるのかな、と思います。それから、ひとつの記事は、あなたの近況や無事を広く知らせるもので、HP全体の一部でも、共同作業なんだとも思います。

……とはいっても、こういうものには面白半分な気分も大切ですもんね。みんなで遊びましょう。

はじめてしまえば1時間で終わるのに、はじめるまでが2、3週間かかってしまうのは、世の常ですもんね。どうか、今後ともご協力をよろしくお願いします。■

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