わたしのランチ×俺の昼飯　

いつもの日とは違う
外食ランチ
チャック（高松栄子）

気持ち少なめの白米をレンジにいれ、カップ麺にお湯を注ぐ、ある日のランチ。

買い物ついでにお弁当を買う、その日のランチ。(イチオシは幕の内弁当！)

ある休みの日、友人と（北海道夕張郡）長沼町の「里日和」という洋食レストランに。

瑞々しく新鮮な地元野菜に、上品な味わいのドレッシング・ソースがよくあう。 ひと口食べると、野菜本来の味わいがじわじわっと感じられ、ああ、至福だわぁ。

地元で採れた野菜を温野菜にして、美味しいソースに絡めていただく。ボリュームたっぷりのハンバーグもおいしい。食後のコーヒーも、ウマい！

目玉焼きの布団の下には、肉汁を含んでふんわりと膨らんだハンバーグがごろん、と眠っています。 ライスのおかわりは、……いつもはしません。「里日和」にて。

仕事も違う友人たちと、半年に１度、こうしてゆっくり近況を話しながらのランチが、いつの間にか恒例になりました。その予定の日がだんだん近づいてくるのは楽しみだし、食事とおしゃべりは、とても心地よい気分転換にもなっています。

今年はマスクをして、やや控えめにおしゃべりし、そんなゆったりした静けさが似合うのが、「里日和」なんです。

そうだ、そういえば先日は、 娘たちと一緒に行ったランチ……「Rojiura Curry SAMURAI.」（下北沢、神楽坂、吉祥寺などにも店舗あり）のスープカレーも美味しかったなあ。

札幌発のブームといわれるだけあって、北海道にはスープカレーが食べられる店が多く、個性的な味も。なかでも「ＳＡＭＵＲＡＩ」のは、美味しくて、満足。

昨日はまた、オグスと近所の蕎麦屋さんで、季節限定のカレー蕎麦でランチ！　熱くて、美味しかったぁ！　……こうして私の頭のなかには、次々に、美味しくて温かい、気の置けない人たちとのランチの光景が、連続して浮かんできます。

幼馴染、学生時代、社会人になってから、子ども繋がり、ご近所の方など、私の人生にたくさんの人々が現れて交わり、そして豊かにしてくれて、ありがとう。私の宝です。

それからこの際だからいうと、４０年前のあの夏の日、川湯の皆さんに出会うことができ、私の歩みは何十倍も楽しく、乱れ、そして広がったのです。いつか、このことをちゃんと伝えようと思っていましたので。

そんなたくさんの思い出に耽りながら、私はひとり、いつものランチを温める……。■

・チャックからの指名による次回の担当は、加藤くんです。